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セットアップ完全ガイド

Cursor + Git + Node.js + Claude Code を Windows / Mac 両対応で導入する全手順

このページの位置づけ

Claude Code は 1行のコマンドだけでもインストールできますが、本気で業務に組み込むなら、エディタ(Cursor)・バージョン管理(Git)・実行環境(Node.js)まで一式そろえた 「Cursor + Claude Code 体制」 が圧倒的に効率的です。

このページは、お使いの PC に Claude Code 実行環境を ゼロから30〜40分で構築する完全ガイドです。Windows / Mac 両 OS 対応、画面操作とコマンドだけで完結します。実際にクライアント様の PC で導入支援してきた経験を反映し、つまずきポイントの実体験トラブルも各STEPに織り込みました。

最速ルートが知りたい人へ: Cursor 連携なしでとりあえず Claude Code を動かしたいだけなら、ネイティブインストーラー1行で済みます。

  • Mac / Linux: curl -fsSL https://claude.ai/install.sh | bash
  • Windows PowerShell: irm https://claude.ai/install.ps1 | iex

本ページは Cursor を併用する非エンジニア / 業務運用者向けの本格セットアップを扱います。

セットアップ全体像(6ステップ)

Windows と Mac で必要なステップが少し異なります。下記の流れに沿って進めれば確実に動く構成です。

Windows ユーザーの流れ

  1. STEP 1 — Cursor をインストール
  2. STEP 2 — Git for Windows をインストール
  3. STEP 3 — Node.js (LTS) をインストール
  4. STEP 4 (Win限定) — PowerShell の実行ポリシーを許可
  5. STEP 5 — Claude Code をインストール
  6. STEP 6 — 初回起動とブラウザ認証

Mac ユーザーの流れ

  1. STEP 1 — Cursor をインストール
  2. STEP 2 (Mac限定) — Homebrew をインストールして PATH を通す
  3. STEP 3 — Git を brew install git で導入
  4. STEP 4 — Node.js を brew install node で導入
  5. STEP 5 — Claude Code をインストール
  6. STEP 6 — 初回起動とブラウザ認証

事前に用意するもの

  • PC:Windows 10/11、または macOS Big Sur (11) 以降(Apple Silicon / Intel 両対応)
  • インターネット接続:合計 1〜3GB のダウンロード(Mac は Xcode CLT 込み)
  • 管理者権限:Mac は通常管理者扱い、Windows は UAC 承認できればOK
  • Anthropic Pro プラン:月額$20。claude.ai/upgrade で事前契約推奨

STEP 1: Cursor をインストール

Cursor は AI と相談しながらコードやドキュメントを編集できるエディタ。Claude Code をターミナルで動かすときも、ファイルの中身を見ながら作業できると圧倒的に楽です。まずはこのエディタから入れます。

共通手順

  1. ブラウザで cursor.com にアクセス
  2. トップの 「ダウンロード」ボタン(macOS / Windows 自動判定)をクリック
  3. ダウンロードしたインストーラーを実行
  4. 初回起動時に Google アカウントでサインインするのが最速

Mac の場合

cursor.com トップ — macOS版ダウンロードボタン
↑ cursor.com トップ。「macOS版をダウンロード」をクリック

Cursor-darwin-universal.dmg を開き、表示される Cursor アイコンを 「Applications」フォルダにドラッグ&ドロップ。Universal版なので Apple Silicon / Intel どちらでも動きます。 Launchpad またはアプリケーションから Cursor を起動 → 「インターネットからダウンロードされたアプリ」確認 → 「開く」。

Windows の場合

cursor.com トップ — Windows版ダウンロードボタン
↑ Windows でアクセスすると「Windows版をダウンロード」表示に切り替わる

Cursor Setup x.x.x.exe をダブルクリック。「ユーザーアカウント制御(UAC)」のダイアログが出たら 「はい」。あとは画面の指示通りに進めば1〜2分で完了します。

よくある勘違い: Cursor の AI 機能(Tab補完・Cmd+K)と、これから入れる Claude Code は別物です。Cursor は「エディタ」、Claude Code は「ターミナルから動く AI エージェント」。両方使えるとさらに強力になります。

STEP 2 (Mac限定): Homebrew をインストールして PATH を通す

Windows ユーザーはこの STEP をスキップして、次の「STEP 2 (Win): Git for Windows」へ進んでください。

Homebrew は Mac の「ソフトウェア入れる係」。これ1つで Git や Node.js が brew install xxx 1行で入るようになります。このステップが Mac セットアップの肝。所要時間は Xcode Command Line Tools のダウンロード込みで 10〜20分。

手順

  1. ターミナル.app を起動Cmd+Space で Spotlight → 「ターミナル」と入力 → Enter
  2. 公式インストールコマンドを実行 — 下のコマンドをコピペして Enter。Mac のログインパスワードを求められたら入力(画面に何も表示されないが正常)
/bin/bash -c "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/HEAD/install.sh)"
brew.sh の Install Homebrew セクション
↑ brew.sh の「Install Homebrew」セクション。同じコマンドが公式に掲載されている
  1. Xcode Command Line Tools の自動ダウンロードを待つ —「Downloading Command Line Tools for Xcode」と表示されたら触らずに待つ。1〜2GB のダウンロードで5〜30分かかります。Mac をスリープさせないこと
  2. 「Installation successful!」が出たら次へ — 完了後、画面に 「Next steps」が表示され、PATH を通す2行のコマンドが提示されます

PATH を通す(必須・Apple Silicon は特に重要)

Apple Silicon Mac(M1〜M4)では Homebrew が /opt/homebrew/ に入りますが、初期 PATH に含まれていないので手動設定が必要です。下記2行を実行してください。

echo 'eval "$(/opt/homebrew/bin/brew shellenv)"' >> ~/.zprofile
eval "$(/opt/homebrew/bin/brew shellenv)"

Intel Mac の場合は /opt/homebrew//usr/local/ に置き換えてください。判別したい場合は uname -m を実行 → arm64 なら Apple Silicon、x86_64 なら Intel。

動作確認

brew --version

Homebrew 4.x.x のように出ればOK。brew: command not found なら PATH 通しが完了していません。

STEP 2 (Win): Git for Windows をインストール

Mac ユーザーは「STEP 3 (Mac)」へスキップしてください。

Git は「ファイルの変更履歴を管理する仕組み」。Claude Code が AI で書き換えた内容を、いつでも「変更前」に戻せるようにする安全網として必要です。GitHub アカウントがなくても、ローカル管理だけで十分機能します。

  1. ブラウザで git-scm.com/download/win にアクセス
  2. 「Click here to download」リンクから自動ダウンロードが始まる
  3. Git-x.xx.x-64-bit.exe をダブルクリック → UAC ダイアログには「はい」
  4. 10画面以上の設定が出てくるが、すべて初期値のまま「Next」を押し続けてOK
  5. 最後に「Install」 → 完了したら「Finish」
Git for Windows ダウンロードページ
↑ git-scm.com/download/win — 「Click here to download」または「64-bit Git for Windows Setup」

「Next」を押すだけ: Git のインストーラーは設定画面が多くて初心者を不安にさせますが、すべて初期値が正解です。1つずつ意味を理解しようとせず、「Next」連打で問題ありません。

STEP 3 (Mac): Git を brew install

Windows ユーザーは「STEP 3 (Win): Node.js」へ

Mac は Homebrew が入っていれば 1 行で完了します。

brew install git

動作確認は git --versiongit version 2.xx.x のように出ればOK。

macOS 標準の Git との違い: 実は Mac には Xcode CLT 経由で Apple版 Gitがすでに入っています。が、バージョンが古いことが多いので、brew install git で公式最新版を入れたほうが安心です。which git/opt/homebrew/bin/git が出ればbrew版が優先されています。

STEP 3 (Win): Node.js (LTS) をインストール

Node.js は「JavaScript を PC で動かすための土台」。Claude Code 本体も Node.js の上で動くので、これを入れないと先に進めません。バージョンは LTS(長期サポート版)を選びます。

  1. ブラウザで nodejs.org にアクセス
  2. トップに大きく「LTS」と「Current」の2つのボタン → 必ず左の「LTS」をクリック
  3. node-vXX.X.X-x64.msi がダウンロードされる
  4. ダブルクリックでインストーラー起動 → すべて初期値のまま「Next」 → 最後に「Install」
  5. 完了したら PowerShell を一度閉じて開き直す(PATH 反映のため重要)
Node.js ダウンロードページ Windows 版
↑ OS=Windows / Architecture=x64 / 緑の「Windows Installer (.msi)」をクリック

動作確認

node --version
npm --version

両方バージョン番号(例: v20.18.0 / 10.8.2)が表示されればOK。

STEP 4 (Mac): Node.js を brew install

Windows ユーザーは「STEP 4 (Win): PowerShell 実行ポリシー」へ

Mac は Homebrew があれば 1 行で完了。最新の安定版が入ります。

brew install node

動作確認は node --versionnpm --version。両方バージョン番号が出ればOK。

Node.js ダウンロードページ macOS 版
↑ 参考:公式ダウンロードページ(macOS Installer .pkg もあるが本ガイドでは brew 経由を推奨)

公式 .pkg を使わない理由: nodejs.org から .pkg インストーラーを使う方法もありますが、グローバルインストール時の権限エラー(EACCES)が頻発します。Mac では brew install node 一択でOK。

STEP 4 (Win): PowerShell の実行ポリシーを許可(最重要)

Mac ユーザーはこのSTEPは不要です(zsh/bash には PowerShell の概念がない)。「STEP 5: Claude Code」に直接進んでOK。

Windows の PowerShell は、初期状態では 「スクリプト実行が禁止」になっています。この設定のままでは、次のステップで npm install を実行した瞬間にエラーで止まります。1行のコマンドで許可すれば解決します。

許可しないとどうなるか

PS C:\> npm install -g @anthropic-ai/claude-code
npm : このシステムではスクリプトの実行が無効になっているため、
ファイル C:\Program Files\nodejs\npm.ps1 を読み込むことができません

↑ STEP 4 を飛ばすと必ずこのエラーで止まります。

解決:許可コマンドを実行する

スタートメニューで「PowerShell」と検索 → 「Windows PowerShell」を起動 → 下のコマンドをコピー&貼り付け → Enter

Set-ExecutionPolicy -Scope CurrentUser -ExecutionPolicy RemoteSigned

確認プロンプトが表示されたら Y を入力して Enter

なぜ必要か: npm コマンドは内部的に npm.ps1 という PowerShell スクリプトを呼び出します。Windows のセキュリティ機能「実行ポリシー」が、このスクリプトの実行を初期状態でブロックしてしまうため、ポリシーを RemoteSigned(自分のPCで作ったスクリプトはOK・ネットからDLしたものは署名必須)に変更します。これは Microsoft も推奨する安全側の設定です。

STEP 5: Claude Code をインストール

ここまで来れば、あとは 1行のコマンドで Claude Code 本体が入ります。

npm install -g @anthropic-ai/claude-code

1〜2分待つと added xxx packages in ... が出て完了。動作確認は claude --version

もし Mac で EACCES エラーが出たら

npm error code EACCES
npm error errno -13
Error: EACCES: permission denied,
  mkdir '/usr/local/lib/node_modules/...'

npm のグローバルインストール先に書き込み権限がないエラー。sudo を付けて再実行 → Mac のログインパスワードを入力(画面に何も表示されないが正常)。

sudo npm install -g @anthropic-ai/claude-code

もし Windows で「npm.ps1 を読み込むことができません」が出たら

STEP 4 が完了していません。前STEPに戻って実行ポリシーを設定してください。

アップデート方法: Claude Code は頻繁に更新されます。同じコマンド npm install -g @anthropic-ai/claude-code を再実行するだけで、最新版に上書きされます。

STEP 6: 初回起動とブラウザ認証

最後に Claude Code を起動して、Anthropic アカウントと紐付けます。この認証作業は初回だけ。以降は claude と打つだけで起動します。

手順

  1. 作業フォルダを作成(任意の場所でOK) — 例えばデスクトップに my-project フォルダ
  2. ターミナル / PowerShell でそのフォルダに移動

Mac:

cd ~/Desktop/my-project

Windows:

cd C:\Users\<ユーザー名>\Desktop\my-project
  1. claude と入力して起動 — 初回はブラウザが自動で開く → Claude.ai にログイン → 「Authorize Claude Code」をクリック
  2. ターミナルに戻ると認証完了 — Claude Code のプロンプト(> の入力欄)が表示されたら成功
  3. 試しに「こんにちは、自己紹介して」と日本語で入力してみる

完了! 以降は claude と打つだけ: セットアップ完了です。次回以降は「ターミナル / PowerShell起動 → 作業フォルダへ cdclaude」の3ステップで AI と対話を開始できます。

セットアップで詰まったら — Win/Mac別 トラブル10選

これまでの導入支援で頻発した10のトラブルパターンと、確実な解決策をまとめました。エラーメッセージから逆引きできるクイックリファレンス付きです。

Windows編:5つの典型エラー

トラブル1:PowerShell で「スクリプトの実行が無効」エラー

症状npm install -g @anthropic-ai/claude-code 実行時に「npm.ps1 を読み込むことができません」。

解決Set-ExecutionPolicy -Scope CurrentUser -ExecutionPolicy RemoteSigned → 確認プロンプトに Y。詳細は STEP 4 (Win) 参照。

トラブル2:Node.js は入れたのに「'npm' は認識されません」

原因:Node.js インストール直後の PowerShell が古い PATH を握っている。
解決:開いている PowerShell ウィンドウをすべて × で閉じて、新しく PowerShell を起動。それでもダメなら PCを再起動

トラブル3:Cursor 内蔵ターミナルで PATH が更新されない

症状:素の PowerShell では node --version が動くのに、Cursor のターミナルだけ「'node' は認識されません」。
原因:Cursor 起動時の古い PATH がプロセスにキャッシュされている。
解決:Cursor を完全終了(タスクトレイから「Quit」、または Ctrl+Shift+P →「Quit Cursor」) → タスクマネージャーで残プロセス確認 → 再起動。

トラブル4:Node.js インストーラーで Modify / Repair / Remove が出る

原因:Node.js は既にインストール済み。真因はトラブル2か3の PATH 問題
解決:「Repair」を選択 → PC再起動 → 再度 node --version で確認。「Remove」は選ばない。

トラブル5:Set-ExecutionPolicy が認識されない

原因:実行しているのが PowerShell ではなく コマンドプロンプト(CMD)
解決:画面左上に PS C:\> と表示されているか確認。C:\> だけなら CMD なので、スタートメニューから「Windows PowerShell」を起動し直す。

Mac編:5つの典型エラー

トラブル6:brew: command not found(Apple Silicon特有)

原因:Apple Silicon Mac では Homebrew が /opt/homebrew/ に入るが、初期 PATH に含まれていない。
解決echo 'eval "$(/opt/homebrew/bin/brew shellenv)"' >> ~/.zprofileeval "$(/opt/homebrew/bin/brew shellenv)"。詳細は STEP 2 (Mac) 参照。

トラブル7:EACCES: permission denied

原因:npm のグローバルインストール先に書き込み権限がない。
解決sudo npm install -g @anthropic-ai/claude-code → Mac のログインPWを入力(入力中は何も表示されないが正常)。

トラブル8:Xcode Command Line Tools のダウンロードから進まない

原因:1〜2GB の大容量ダウンロード中(正常動作)。
解決5〜30分待つ。Mac をスリープさせない。Ctrl+C で中断は厳禁。

トラブル9:Windows 用コマンドを Mac で実行してしまった

症状zsh: command not found: Set-ExecutionPolicy
解決:Mac では実行ポリシー設定は不要。スキップして直接 npm install -g @anthropic-ai/claude-code(権限エラーが出るなら sudo を付ける)。

トラブル10:Cursor が「壊れているため開けません」

原因:macOS の Gatekeeper(未署名アプリのブロック機能)。
解決:システム設定 → プライバシーとセキュリティ → 下にスクロール → 「このまま開く」をクリック。

クイックリファレンス:症状から逆引き

OS症状対処
Winnpm.ps1 を読み込むことができませんSet-ExecutionPolicy で RemoteSigned
Win'npm' は認識されませんPowerShell 全閉じ → 開き直し
WinCursor内ターミナルだけ未認識Cursor を完全終了 → 再起動
Winインストーラーで Modify/Repair/RemoveRepair → PC再起動
Macbrew: command not found~/.zprofilebrew shellenv 追記
MacEACCES: permission deniedsudo で再実行(要ログインPW)
MacXcode CLT DLが進まない5〜30分待つ・スリープ禁止
Mac「壊れているため開けません」システム設定 → プライバシー → 「このまま開く」

セットアップ完了! 次は基本操作へ

これで Claude Code 環境一式の構築が完了しました。次は実際の使い方を学びましょう。

  • 普段の流れ:ターミナル / PowerShell起動 → cd でフォルダ移動 → claude 起動 → 日本語で指示
  • 困ったら抜けるCtrl+C で Claude Code から抜けて、再度 claude でやり直し
  • 変更は Git で守られる:AIが間違えてファイルを書き換えても、Git管理下なら git restore . で元に戻せます

基本操作・コマンド・Power-ups などの詳細は次のページで解説します。

困ったときは: エラーメッセージのスクリーンショットを添えて、お問い合わせフォームまでご連絡ください。Claude Code 導入支援の経験から、個別にサポートします。

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