Date
2026/03/24
Category
HP制作
Title
ペライチの限界?ASP上位0.2%のSEO実践者が解説する、無料HPで上位表示できない理由
「ペライチでホームページを作ったのに、Googleで検索しても全然出てこない…」
そんなお悩みを抱えている中小企業の経営者の方は多いのではないでしょうか。
この記事を書いている田嶋は、過去に電化製品特化のアフィリエイトブログを運営し、某ASPでランキング上位0.2%を達成した実績があります。プロジェクター等のルームシアター系商品を中心に、SEOで上位表示させて収益を上げてきました。
ASPランキング上位0.2%というのは、数万人いるアフィリエイターの中でトップ層に入るということです。この世界で生き残るには、Googleのアルゴリズムを実務レベルで理解し、サイト構造・内部リンク・表示速度・コンテンツ設計のすべてを最適化する必要があります。その経験を通じて、SEOで勝てるサイトと勝てないサイトの違いを肌で知っています。
結論から言えば、ペライチのようなサブドメイン型サービスでは、独自ドメインのサイトにSEOで勝つことは構造的にほぼ不可能です。ドメインパワーがperaichi.comに分散してしまい、あなたのサイト単体としての評価が蓄積されないからです。
さらに最近、営業先リストを作成する際に、福岡市内の建設・リフォーム業者のホームページを片っ端から調査しました。ペライチ・Wix・Jimdoで作られたサイトが多数見つかりましたが、共通して3つの問題を抱えていました。
これらの問題を、具体的なデータとともにお伝えします。
私がアフィリエイトで成果を出せた理由は、SEOの仕組みを実務レベルで理解していたからです。
アフィリエイトの世界では、検索結果の1位と2位では収益が倍以上変わります。だからこそ、Googleがどんなサイトを評価するのかを徹底的に研究してきました。
その経験から見ると、ペライチで作られたサイトにはSEO上位表示を妨げる構造的な問題がいくつもあります。テンプレートの手軽さと引き換えに、検索エンジンからの評価を犠牲にしているのです。
特に深刻なのは、技術的なSEO施策がほぼ実行できない点です。アフィリエイトで上位0.2%に入るために私が実践していたのは、構造化データ(JSON-LD)の実装、Core Web Vitalsの最適化、内部リンク構造の設計といった「内部SEO」でした。ペライチではこれらの施策が一切できません。テンプレートのHTMLを直接編集できず、JavaScriptの制御もできないため、Googleが重視する技術要件を満たすことが不可能なのです。
「ホームページがあること」と「ホームページが集客できること」は、全く別の話です。ペライチは前者は満たしますが、後者を実現するのは非常に難しいのが現実です。
先日、福岡市内の建設・リフォーム業者を対象に、営業リスト作成のためにホームページの実態調査を行いました。Googleで業種×地域のキーワードで検索し、上位表示されているサイトとされていないサイトの違いを分析していったところ、驚くほど多くの企業がペライチ・Wix・Jimdoなどの無料ホームページビルダーを使っていました。
中でも印象的だったのが、ある工務店のケースです。ペライチで作られたサイトに施工事例が17件も丁寧に掲載されていました。写真も豊富で、しっかりとした仕事をされていることが伝わってきます。
しかし、「福岡 リフォーム」で検索しても圏外。Google検索結果のどこにも見当たりません。
この工務店に限らず、営業リストの調査で見つけたペライチ企業には共通パターンがありました。サイトの最終更新が1年以上前のケースが非常に多かったのです。おそらくペライチの管理画面にログインすること自体が面倒になり、更新が止まってしまったのでしょう。更新されないサイトはGoogleからの評価がさらに下がる悪循環に陥ります。
これは非常にもったいない状況です。施工事例17件という資産がありながら、ペライチの構造的な制約によって、その価値がSEOに全く活かされていないのです。
独自ドメインのサイトに移行すれば、この施工事例をブログや事例ページとして最適化し、「福岡 リフォーム」「福岡 外壁塗装」といった一般キーワードでの上位表示を狙えます。
無料プランでは、URLが○○○.hp.peraichi.comというサブドメインになります。Googleはこれを「ペライチというサイトの一部」として認識するため、あなたの会社独自のドメインパワーが蓄積されません。
アフィリエイトの世界でも、独自ドメインでサイトを育てることは鉄則中の鉄則です。借り物のドメインでは、いくら良いコンテンツを書いても検索順位で不利になります。サブドメイン型サービスでは、他のユーザーのサイト品質に自分の評価が引きずられるリスクもあります。
ペライチは基本的に1ページ型のサイトです。SEOで成果を出すには、キーワードごとに個別のページを作ることが重要です。
例えば「福岡 リフォーム 費用」「マンション リフォーム 事例」「外壁塗装 福岡 相場」など、お客様が検索するキーワードは多岐にわたります。それぞれに最適化されたページがなければ、検索結果に表示されることはありません。
Googleはページの表示速度をランキング要因として重視しています。ペライチのテンプレートは汎用的に作られているため、不要なコードが多く含まれ、表示速度が遅くなりがちです。
私がアフィリエイトサイトを運用していた時も、表示速度の改善だけで検索順位が上がった経験があります。それほど重要な要素です。
SEOでは、見出しタグ(H1、H2、H3)の適切な設計、メタディスクリプションの設定、構造化データ(JSON-LD)の実装が重要です。ペライチではこれらを細かくカスタマイズすることが困難です。
特に構造化データは、Googleの検索結果にリッチスニペット(星評価や価格表示など)を表示させるために必須の技術です。また、JavaScriptの制御ができないため、ユーザーの操作に応じたインタラクティブな要素(見積もりシミュレーター、施工事例のフィルタリング検索など)を実装することもできません。
Googleのクローラーは、HTMLの構造を読み取ってページの内容を理解します。構造が不十分だと、どんなに良い内容を書いていても正しく評価されません。
SEOで長期的に成果を出すためには、ブログ記事や施工事例を継続的に追加していくことが不可欠です。ペライチにはブログ機能が限定的で、本格的なコンテンツマーケティングを行うのは難しいです。
実際に上位表示されている建設・リフォーム系サイトを見ると、ほぼ全てが独自ドメインで、施工事例やブログを定期的に更新しています。

「うちはGoogleで検索したら出てくるよ?」とおっしゃる方がいます。しかし、会社名で検索して表示されるのは当たり前です。
問題は、「福岡 リフォーム」「○○市 工務店」「外壁塗装 見積もり」のような一般キーワードで検索結果の1ページ目に出てくるかどうかです。
お客様はあなたの会社名を知りません。「福岡でリフォームを頼みたいな」と思った時、Googleで一般的なキーワードを入力して業者を探します。そこに表示されなければ、どれだけ良い仕事をしていても見つけてもらえないのです。
さらに最近では、Google検索だけでなくGoogleマップ(MEO)やChatGPT・Geminiなどの生成AI(LLMO)で業者を探す人も増えています。これらのチャネルでも正しく表示されるためには、独自ドメインで構造化されたサイトを持っていることが前提条件になります。
実際に、私は建設会社のコーポレートサイトをNext.jsで制作し、Google検索で会社名1位表示を実現しました。これは最低限の話で、次のステップとして一般キーワードでの上位表示を目指していくことが重要です。
ペライチの限界を超えるためには、独自ドメインで本格的なホームページを制作するのが最も確実な解決策です。
私がおすすめしているのは、Next.js等のモダンフレームワークを使った構築です。これにより、ペライチでは実現できなかった以下のすべてが可能になります。
ペライチからの移行は、ゼロからのスタートではありません。既にペライチで作成したコンテンツ(テキスト、写真、施工事例など)は、そのまま新しいサイトに活用できます。むしろ、それらの資産をSEOに最適な形で再構成することで、初めてその価値を最大限に発揮できるのです。
冒頭でお話しした、施工事例17件を持つ工務店の例を思い出してください。
17件の施工事例があるということは、17ページ分のSEOコンテンツを作れる素材があるということです。それぞれの事例に「施工内容」「お客様の悩み」「費用感」「ビフォーアフター」を丁寧に書けば、Googleに高く評価される質の高いページになります。
さらに、施工事例ページは検索ユーザーにとっても非常に価値があります。「この会社に頼んだらどうなるか」をイメージできる施工事例は、問い合わせに直結するコンテンツです。
ペライチの1ページに全てを詰め込んでいる現状は、宝の持ち腐れと言わざるを得ません。
独自ドメインのサイトに移行し、施工事例をそれぞれ独立したページとして公開することで、SEOでの上位表示と問い合わせの増加、その両方を実現できます。
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