Date
2026/03/24
Category
HP制作
Title
建設会社がホームページを持っていなかった理由と、作って変わったこと
「建設会社にホームページって、本当に必要なの?」
そう思われる方は、少なくないかもしれません。実際、建設業界では今でもホームページを持っていない会社が多く存在します。紹介や口コミで仕事が回っている以上、わざわざWebに投資する必要はない——そう考えるのも自然なことです。
しかし、ある左官工事を手がける建設会社との出会いが、その考えを大きく変えるきっかけになりました。この記事では、ホームページを持っていなかった建設会社が、なぜHP制作に踏み切り、何が変わったのかを実体験をもとにお伝えします。
ご相談をいただいたのは、従業員約50人を抱える左官工事を手がける建設会社でした。地元では長年の実績があり、仕事の質にも定評がある。しかし、ホームページは持っていませんでした。
建設業界ではこれは珍しいことではありません。これまで元請けからの紹介や、長年の付き合いのある取引先からの依頼で仕事が成り立ってきた会社にとって、ホームページの優先順位は低くなりがちです。
しかし、ホームページがないことで、いくつかの問題が起きていました。
特に深刻だったのが、採用の問題でした。
建築業界全体が慢性的な人手不足に悩んでいます。若い世代の入職者は減り続け、技術の継承が大きな課題になっています。この建設会社も例外ではありませんでした。
採用が最大の経営課題——経営者の方はそうおっしゃいました。
求人媒体に掲載しても反応が薄い。応募があっても面接に来ない。来ても辞退される。その大きな原因のひとつが、「会社の情報がWebに一切ない」ことでした。
今の時代、求職者は応募前に必ずといっていいほど会社名をスマートフォンで検索します。そこで何も出てこなければ、不安を感じて応募をやめてしまう。実際に「ネットで調べても何も出てこなかったので不安で…」という声があったそうです。
そこで、採用を強化するためのホームページ制作というご相談をいただきました。単なる会社紹介ページではなく、この企業の魅力が求職者にしっかり伝わるホームページを作り、コンタクトフォームを設置して応募への導線を確保する。これがプロジェクトのゴールでした。
制作にあたって最も重視したのは、左官という職業の魅力をダイレクトに伝えることでした。
左官は、壁や床を塗り仕上げる日本の伝統的な建築技術です。熟練の職人が手作業で仕上げる壁の美しさ、その繊細な技術は、知れば知るほど奥深い世界です。しかし、その魅力は言葉だけではなかなか伝わりません。
コンセプト設計では、以下のポイントを軸にしました。
技術的にはNext.jsで構築し、GSAPアニメーションを活用してスクロールに合わせた動きのあるページに仕上げました。日本の伝統技術を扱うサイトということもあり、縦書きテキストも取り入れています。画像はWebP形式で最適化し、表示速度にも配慮。OGP・SEO対策も万全に施しました。
左官の魅力を本物の質感で伝えるために、ビジュアル制作には徹底的にこだわりました。
写真撮影は提携しているプロカメラマンが2回にわたって実施しました。1回目は作業現場での撮影。実際に壁を塗る職人の手元や、チームで作業する風景を撮影。2回目はポートレート撮影と完成物件の撮影を行いました。
さらに、動画撮影も2回実施。左官の作業工程を映像で見せることで、写真だけでは伝わらない「動き」や「音」も届けられるようにしました。
加えて、オリジナルイラストも制作しました。サイトのアクセントとして、左官の道具や作業風景をイラストで表現。写真とイラストを組み合わせることで、親しみやすさと専門性を両立させました。
プロのカメラマン、イラストレーターとの協業によって、「この会社で働きたい」と感じてもらえるビジュアルを実現できたと考えています。
気になる費用ですが、このプロジェクトの制作費用は約100万円でした。
この金額には以下が全て含まれています。
制作期間はWebサイト制作自体が2〜3ヶ月。撮影やイラスト制作のスケジュール調整も含めると、フルボリュームのプロジェクトとなりました。
「建設会社のホームページに120万円は高い」と感じる方もいるかもしれません。しかし、採用媒体に年間数十万円を払い続けても成果が出ない状況と比較すれば、一度作れば24時間365日、会社の魅力を伝え続けるホームページは、長期的に見て非常にコストパフォーマンスの高い投資です。
また、プロの撮影やイラストを含めてこの価格に収まっている点も、ポイントのひとつです。撮影を別業者に発注すると、それだけで数十万円の追加費用がかかることも珍しくありません。今回は提携カメラマン・イラストレーターとのワンストップ体制だからこそ、この価格を実現できました。
「ホームページは必要ない」——ホームページを持っていなかった建設会社の経営者も、かつてはそう考えていました。
しかし、採用課題に直面し、Web上に会社情報がないことの深刻さに気づいたことで、ホームページ制作に踏み切りました。結果として、会社の魅力を正しく、継続的に伝える「24時間働く採用担当者」を手に入れることになりました。
建設会社のホームページ制作で大切なのは、テンプレートに情報を流し込むことではありません。その会社ならではの魅力を、プロの技術で引き出し、Web上で最大限に表現することです。
もし今、「ホームページは本当に必要なのか?」と迷っているなら、一度お気軽にご相談ください。貴社の状況に合わせて、最適な方法をご提案いたします。
ホームページを作ったら集客できる——これは半分正解で半分間違いです。
実際にこの建設会社のサイトを納品した後、Google検索で会社名を調べたところ、ホームページは検索結果の1位に表示されていました。しかしGoogleマップには関係のない建物が表示されている状態でした。
お客様が「福岡 左官工事」で検索した時に、Googleマップの上位3枠(ローカルパック)に表示されるかどうかは、HPの有無とは別の問題です。Googleビジネスプロフィールの設定(MEO対策)が必要になります。
2025年以降、ChatGPTやPerplexityなどのAIで業者を探す人が急増しています。「福岡でおすすめの工務店は?」とAIに聞いた時に、御社が回答に含まれるかどうか。これがLLMO対策です。
まだこの対策を行っている建設会社はほとんどありません。つまり、今対策を始めるだけで大きなアドバンテージになります。
私たちはHP制作+MEO対策+LLMO対策をワンストップで提供しています。「作って終わり」ではなく、集客が増えるところまでサポートします。
Company
株式会社Fyve
Address
〒810-0001
福岡県福岡市中央区天神4丁目6-28
天神ファーストビル7階
Tel
080-1460-2728
info@fyve.co.jp