Date
2026/03/26
Category
AI業務効率化
Title
中小企業のAI導入費用はいくら?相場と見積もりの考え方
「AI導入にかかる費用の相場がわからない」。これは、AI業務効率化システムの受託開発を行う中で、中小企業の経営者からいただく最も多い質問です。費用感がつかめないまま検討を止めてしまうケースが非常に多く、もったいないと感じています。本記事では、受託開発の実績をもとに、タイプ別の費用レンジと見積もりの考え方を具体的に解説します。
ひと口に「AI導入」といっても、導入形態によって費用は大きく異なります。大きく3つのタイプに分けて考えるとわかりやすいです。

ChatGPTやNotionAI、kintoneのAIプラグインなど、月額課金で使えるサービス群です。導入のハードルが低く、すぐに試せるのが最大のメリットです。ただし、自社の業務フローに合わせたカスタマイズはほぼできないため、「なんとなく使っている」で終わりがちです。現場の業務を根本から効率化したい場合は、後述のカスタム開発が向いています。
SaaS型とカスタム開発の違いについてはこちらの記事もご参照ください。
→ SaaS型AIとカスタム開発の違い:中小企業はどちらを選ぶべきか?
既存のAIフレームワークや実績のある開発テンプレートをベースに、自社業務に合わせてカスタマイズする形態です。フルスクラッチに比べて開発コストを抑えながら、SaaSでは対応できない業務特有の要件に応えられます。
私(田嶋)がメインで提供しているのもこのセミオーダー型です。業種・業務の型に合わせたテンプレートを活用することで、短期間・低コストでの導入を実現しています。
完全オリジナルのシステムをゼロから構築する形態です。複雑な業務フローへの対応や、既存の基幹システムとの深い連携が必要な大規模プロジェクト向けです。中小企業が最初のAI導入でいきなりフルスクラッチを選ぶことはほとんどありません。
同じセミオーダー型でも、見積もり金額には幅があります。費用を大きく左右する要素を5つ挙げます。
弊社の実績をもとに、実際の費用感を一般化してご紹介します。クライアントの特定につながる社名や具体的な金額は伏せ、参考レンジとしてお伝えします。
iPadとAI音声入力を組み合わせ、ケア記録の入力負担を大幅に削減したシステムです。このタイプの案件では、月100時間前後の業務削減を実現した施設もあります。費用レンジとしては、セミオーダー型で数十万〜100万円台が目安です。
IT導入補助金やICT加速化補助金を活用することで、自己負担を大幅に抑えた事例もあります。補助金の詳しい活用方法は後述します。
現場でスマートフォンのカメラで撮影した写真をAIが自動分類・テキスト化し、日報や台帳への転記を省くシステムです。現場担当者の日報作成時間が大幅に削減されるため、残業削減・人件費削減に直結します。費用レンジはシステム構成によりますが、50万〜150万円台が多い印象です。
中小企業がAI導入を検討する際、補助金の活用は費用対効果を大きく改善する選択肢です。主に以下の2つが活用されています。
補助金の申請には要件確認・書類準備が必要なため、開発会社と早い段階から連携して進めることをお勧めします。
→ 補助金を活用したAI導入サポートについて詳しく見る
→ 補助金を活用したAI導入事例まとめ
AI開発の見積もりは、項目の粒度が会社によってバラバラで比較しにくいのが実情です。以下の5点は必ず確認してください。

AI導入費用の相場をまとめると、SaaS型なら月額数千円〜数万円、セミオーダー型なら50万〜300万円、フルスクラッチなら300万〜1,000万円以上が目安です。中小企業の最初のAI導入としては、コア業務を1〜2つに絞ってセミオーダー型で進めるのが費用対効果が高いアプローチです。
「何から始めればいいかわからない」という方は、まず現場でいちばん時間を取られている業務を一つ書き出してみてください。そこから費用試算は一気に具体化します。
費用感の試算や補助金の活用可否を含め、具体的なご相談はお気軽にどうぞ。初回相談は無料です。
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